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藤岡医院の院長ブログ

2019年08月04日

これからの医療について

 最近、人生100年に備えて年金だけでは2000万円足りないとの報道が盛んに流れています。男性の平均寿命が81歳なのに、いつのまに人生100年になってしまったのか理解に苦しみます。
 私のところに診察に来られる患者様も年々高齢化が進み、近くでもタクシーで来られる方も増えています。当然介護保険による各種介護サービスや医療保険による訪問看護を受けられる方も増加の一途をたどっています。
 私の義母は、認知症が進行し、現在経管栄養のみで目を開けることもなく寝たきりで8年間病院にお世話になっています。お見舞いに行くと、ほとんど若いスタッフさんが、とても親切に一生懸命にお世話をしてくださっていてとても恐縮してしまいます。
 これからさらに社会保障費が増えていき、財政が破綻することは目に見えています。現場の目線で考えるに、超高齢化時代を迎え、介護と医療をある程度切り離して、介護の財源を確保することが必要ではないかと考えます。
 介護は必要でも医療は現在のところ必要ない方でも、主治医意見書は医師も書く必要があります。    訪問看護指示書も病状によっては、医師が書かなくてもよいようにすべきです。                                     
 元気で長生きをしたいという方に対しては、我々も最善の医療を提供して行きたいと思いますが、超高齢者に最先端医療を勧めたり、本人は望んでいないであろう延命治療をすることが、本人、家族にとって本当に幸せなことなのか、今一度考える必要があると考えます。
 これからの子供、孫への介護の負担を減らすべく、元気で長生きしたい人には手厚くサポートすることがこれからの医療ではないかと、ペットと寝転がってふと考えてみました。






  


カテゴリ:随筆

2017年03月27日

マセラティ スパイダー

マセラティも3代目になりました。2代目ギブリもとても気に入っていましたが、信号待ちしているところを正面からぶつけられ、やむなく廃車。次は欲しい車はもう現れないだろうと思っていたところ、ネットで10年落ち、アルゼンチンブルー、値段もプリウスの新車価格より安いこの車に巡り会えました。約2年間乗った印象は、高速運転では、上から何かにつられていながら、それでいて路面に吸い付いている、なんとも言えない最高にいい気持ちです。反面市街地では、エンジン音が1速2速でやたら大きい割には加速が悪く、3速以上で加速すると暴走するため、正直言って未だ怖いです。最近は、運転時の反射が悪くなったのか、ちょっとしたことに過剰反応するようになり、そろそろ自動運転監視装置のいっぱいついた車に変えないとダメかなと思っています。元気なうちに、なるべくオープンにして風を楽しんでおきたいと思います。











  


カテゴリ:クルマ
カテゴリ:趣味

2013年05月20日

最近思うこと

 卒業して10年間、東京女子医大病院で臨床研究に従事し、その後10年間、武田病院で循環器の救急治療を経験し、今年5月で開業して16年目になりました。大学、病院勤務中は主治医として、患者さんが現在罹っている病気に対して全神経を集中して治療に専念してきました。今思うと、その患者さんを1人の人として診る余裕がなかったような気がします。開業してからは、患者さんを体の病気のみならず心の部分もふくめて、またその家族の思いを察しながら、家族全体として診ることができるようになったと感じます。
 父の死、長年一緒に生活をともにしてきた義父の死を経験し、家族の患者に対する心配、不安、亡くなったときの悲しみがどれほどのものかがよくわかりました。患者さんならびにその家族により優しく接することができるようになった気がします。また私自身もいろいろな病気になり、自分が患者の立場になり多くの医師に診てもらう機会が増えました。そこで感じたことは、『本当にうちとけて話ができ、安心して任せられる先生」がすくないことでした。
 医療技術は日進月歩で開業しているとなかなか追いつけませんが、その分専門の先生への紹介で補えます。しかしここで大事なことは、いわゆる世間でいういい病院を紹介するのではなく、医療技術が高いことはもちろんのこと、人間的もあたたかい、話しやすい先生を紹介することです。このためになるべく直接先生と話をし、自ら確かめ、また日々情報を張り巡らせています。
 次男は医師4年目、3男は医学部3回生、4男は目下医学部をめざして受験勉強中です。最近は医学部の勉強量も私の時代とくらべて数倍も多く、国家試験合格率を上げるため、大学も熱心に指導されているようですが、医学的知識より大事なことがおろそかになっているような気がします。息子たちには人に対する思いやりの強い医師になれるよう、すこしずつ教えていければと思っています。
  


カテゴリ:随想

2011年09月18日

京都医家芸術展に出品

今年も陶芸と日本画に出品しました。絵は家の裏庭に咲いているポピーを
花園風に描いてみました。
気に入った花瓶に花を活けて描くのも好きですが、やはり大地から育った花は元気で勢いがあり、
つい描いてみたくなります。50号に額装するとかなり重く、搬入出は大変ですが、
会場でみるとこれぐらいの大きさは最低限必要かな、と思いました。
陶芸は今回はじめて抹茶茶碗に挑戦してみました。ろくろ成形と違って、
自分の好みにまかせて茶碗をけずっていく過程がとても楽しく、はまってしまいました。
また来年にむかっていろいろ構想が浮かんできて、とても楽しみです。

  


カテゴリ:趣味

2011年07月30日

至福のとき

           今日はひさびさにペットの写真を撮ってみました。犬と猫3人?がなかよく戯れているのをみていると、とてもしあわせな気持ちになります。普段はほとんど上からみていますが、写真を撮るときはペット目線になるので、一緒に遊んでいる気持ちになり、あっという間に時間が経ってしまいます。みんな長生きしてほしいものです。   


カテゴリ:ペット

2011年05月15日

ライカとバラ

今年もバラの季節になりました。今回は、ライカR用スーパーエルマーR15/3.5をキャノンEOS5DMark2につけて撮ってみました。このレンズの最短撮影距離はフィルム面から16cmのため、撮影時にはレンズに花が接触した状態になります。赤の発色はとてもきれいで、さすがライカだと思う瞬間です。見た目一番きれいと思って撮った写真が、一番気入った写真にならないのが、また写真の楽しみでもあります。今回も意外に,裏から撮ったバラの写真がBestShotになりました。梅雨入りまでが花のBestSeasonです。これから毎日が楽しみです。  


カテゴリ:写真

2011年04月25日

春の訪れ

やっと待ちに待った花の季節になりました。今年は球根をつめて植えすぎたので、チューリップの花も窮屈そうで『来年はもうすこし離して植えてくれ』と言っているようです。
昨日は高島屋へ、陶芸家、河井寛次郎展に行ってきました。お孫さんにあたる、鷺珠江さんが一つ一つ作品をていねいに紹介してくださり、今後の作品作りにとても参考になりました。5月5日まで開催していますのでぜひ足を運んでください。  


カテゴリ:

2011年03月01日

マンダリン・オリエンタル東京

久々に学会で東京に行ってきました。外資系の高級ホテルがぞくぞくと日本初進出しており、浦島太郎の気分でした。バンコクに行くといつも泊まる、お気に入りのホテル、マンダリン・オリエンタルが日本橋にオープンしていたので、1泊することにしました。最上階の38階がフロントになっており、写真のごとく天空にいるような気分でチェックインしました。部屋に入るとベッドに5種類の枕があり、またいびき予防の枕もあるとのこと、感激しました。ディナーは4年連続ミシュラン1つ星に輝くフレンチレストラン『シグネチャー』にいってみました。味付けといい、量といい、まさに日本人向きで、わざわざフランスに行く必要はないと思いました。メトロポリスの見事な展望はたまにはいいですが、人ごみと高層ビルに、圧倒される閉塞感があり、京都に着くとゆったりとした空気がながれており、ほっとしました。やっぱり郷里と家庭料理が1番だと再確認した旅でした。  


カテゴリ:旅行

2011年02月04日

マセラティ・ギブリ

マセラティを乗り継いで21年になります。前のクルマはツインターボ・マセラティの430で10年乗りましたが、後半はよく交差点の真ん中でエンジンが止まり、ハラハラ、ドキドキで運転していました。今乗っているギブリは、ここまで大きな故障はなく、デザインこそすこし古びてきましたが、エンジン音は今でも最高です。若い頃は、クルマは憧れであり、大切な相棒でした。クルマに対する情熱は徐々になくなり、乗ってみたいクルマがなくなってしまったことはとてもさびしいです。最近では、正面からみたアルファロメオ・ブレラにハットしましたが、思わず振り返るようなクルマは、ほとんど見かけなくなりました。フェラーリ・カリフォルニアをオープンで運転してみたい憧れはありますが、今は、伝統のネーミングを冠して今年春に登場する、アルファロメオ・ジュリエッタに期待しています。  


カテゴリ:クルマ

2011年01月11日

青釉鉢

昨日、私にとって唯一無二と言える陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)の回顧展を見に、大阪市立東洋陶芸美術館に行ってきました。彼女は20世紀を代表するイギリスの女性陶芸家です。この写真の作品は私のもっともお気に入りで、口縁の直径に比べて高台が小さめですが不安定には見えず、形も色合いも最高です。彼女の器形には東洋的な源泉も感じられ、抹茶茶碗としても使えそうです。現在同じようなものを造ろうと奮闘中です。ご期待ください。  


カテゴリ:陶芸

2011年01月01日

あけましておめでとうございます

旧年中はいろいろとお世話になりありがとうございました。
家内と一緒に育てた季節の花々を医院の玄関にかざったり、撮った写真をホームページのブログにのせる楽しみが増えました。
子供4人、ペット4匹、植物、すべて育てるのは大変ですが、それ以上に楽しみ、喜びも大きく生き甲斐になっています。
今年も、みなさんの家族が健康で長生き出来ますように、すこしでもお役に立てるようがんばっていきたいと思います。
1月5日より診察をはじめます。今年もよろしくおねがいします。
  


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2010年12月24日

メリークリスマス

今年は本物のもみの木にキティーちゃんの電飾を付けてみました。最近は、はでな造り物のかざりつけに慣れてしまっているためか、かえってシックでいいかんじになりました。
この1週間ノロウイルスによる急性胃腸炎がふえています、さらにこれからインフルエンザの本格的な時期に入ります。うがい、手荒いをこまめにして予防しましょう。  


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2010年12月06日

季節はずれのチューリップ

 最近はアイスチューリップや冷蔵チューリップがあり、季節先取りで咲かせることができます。今は、まだ咲いている夏の花から、秋冬さらに春の花まで、南国のオーナメントからもみの木のクリスマスツリーまで、ごちゃまぜになってしまいました。  


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2010年11月24日

我が家の紅葉

今日は、中庭のもみじを撮ってみました。紅葉は脇役ですが、いつも見ている庭石がレンズを通してみると、とても表情があるように感じました。何事も見方を変えると全く違ってみえるものだと教えてくれました。  


カテゴリ:写真

2010年11月17日

シルバニアファミリー

先日、京都駅前にオープンしたヨドバシカメラに行ってきました。梅田店と変わらない広さで感激しました。さっそく3階のおもちゃ売場に行き、子供の待合室のおもちゃを探してみました。うちは子供4人男なので女の子のおもちゃを見つけるのは大変です。やっとシルバニアファミリーのかわいい目をした動物たちが目にとまり、30体ほど衝動買いしてしまいました。診察室で待合室から聞こえる子供の喜ぶ声が楽しみです。  


カテゴリ:おもちゃ

2010年11月15日

日本の美

ケーキのお店『マールブランシェ』のホームページに床の間の写真をトップページにみつけました。その日本的な美しさにはっとしたと同時に、まてよ、いつも見ている景色とおなじじゃないかと。さっそく、広間の写真を撮ってみました。最近は出不精になり撮りたいものが減ったと思っていましたが、みじかにすばらしい被写体があることを再確認しました。  


カテゴリ:写真

2010年10月20日

樂茶碗

先日,表千家北山館で開催している「樂家の茶碗」特別展を観てきました。なかでも初代長次郎作の黒茶碗「禿」は、茶碗の中に薄暗い荘厳な空間を感じました。いいものを観させてもらい、生菓子と抹茶がついて1000円だと得をした気分になりました。
今回は今年9月の医科芸術展に出品した作品です。いままではほとんど花器でしたが、最近は抹茶茶碗に挑戦しています。  


カテゴリ:陶芸

2010年10月16日

秋の花

これは家内がレイアウトした作品です。コスモス、日々草、アメリカンブルー、ラベンダー、チェリーセージなど7種類入っています。成長した状態を想像して植え込むのは生け花より難しいですが、反面バランスよく一斉に花をつけるととてもきれいです。だいぶ秋らしくなりましたが、まだ夏のはなと秋のはなが同居して咲いています。来月になると春用の球根植に忙しくなります。  


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2010年09月23日

ライカ

今日は祝日、薄曇りなのでひさびさにライカで撮ってみました。現像出来るまで1週間、うまく撮れている保証もありません。デジタルはAEBを使えば簡単に適正露出がえられるのであとは構図のみです。ブログに載せる写真はデジタルが便利ですが、ライカは撮る行為自体が楽しいのに加えて,フィルム1本撮って大きく引き伸ばして迫力のある写真が1枚撮れるかどうかという楽しみがあります。今日はとりあえずデジタルで。  


カテゴリ:写真

2010年09月20日

花の楽園

やっと朝晩涼しくなり、酷暑で弱っていた花たちがすこしずつ咲き始めました。春の花、夏の花に秋の花も混じり、いろとりどりでまるで花の楽園です。家内は真夏の暑い日も、毎日2時間以上花の世話をしてきました。おかげで僕はその花の写真を撮ったり描いたり出来ます。本当にありがたい事です。  


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